Working on DENYC

Ayaka Nishi | June 20 2013 | 0 Comments

前回のブログでも書いた、ファッションビジネスのMini MBAプログラム、
DENYCのクラスを取り始めて、はや、3週間が経ちました。
こんな風に7年前に通っていた母校、F.I.Tに
また戻る事になるなんて、思ってもみませんでした。

思っていた以上の、濃いいプログラムです。
メンター(指導者)は、ファッション業界専門の弁護士、E-コマースの専門家、
銀行の投資専門部署の人、ブティックオーナー、マーケティングの専門家、
バイヤー、ブランドのオーナーなど、本当に様々。

色々な角度で、ブランドを考えるいった感じのプログラムです。
毎週末の土、日、10時から5時まで缶詰で講習を受けて、ランチの間も
ゲストスピーカーが来て、話を聞きながら、ランチを食べるという程の
詰め込みっぷりなこのプログラム。
消化不良気味になる程に、惜しげなく
メンター達は浴びせる様に情報(知識)を降り注いでくれます。

200人の応募者から選らばれて、こんな貴重な場を与えられた事は、
幸せな事です。
そんなせっかのチャンスなのだから、ちゃんと吸収しなくちゃ・・・・と思いますが、
正直、今の私では、100%吸収するのは難しいのでちょっと焦ります。
でも、まずは、気づかされた事が大事だと思って、焦らず
自分なりに、得た事を少しでも力にしていけたらと思います。

今回、同じようにブランドを自分で立ち上げて頑張っているクラスメイトの
デザイナー達と色々話してみて、みんな、それぞれ悩みながらも
頑張っているんだなぁと思いました。

クラスメイトと話してみると、
「もう、5年も僕と友人であるビジネスパートナーは、
   バケーションに行ってない。自分達の全てをこのブランドにかけてきたんだ。
 だから、僕達はこのブランドを絶対に成功させたいと思ってる。」

「ブランドを立ち上げた時、辛くて泣いた事があった。
 だけど、絶対に諦めないと思って、腕にブランドをスタートさせた
    日付をタトゥーで入れたの。」

など、なかなか、熱いエピソードをみんな語ってくれます。
でも、周りをライバル視するよりは、自分自身への挑戦という姿勢で頑張っているところに
好感が持てます。
他のデザイナーと対等な立場でそんな熱いメッセージを交わすことができる事自体、
幸せだと思います。

ファッションデザイナーというのは、夢を売る仕事だと、あるクラスメイトは言っていました。
夢を売るのは、そんなに簡単な事ではないけれど、
そもそも、私は、ファッションという立ち居地自体が合っているのかすら
疑問に持っているふしもあるのだけれど、この夏、しばらく、刺激的な日々が続きそうです。