Parsonsで教える事になりました

Ayaka Nishi | September 18 2026 | 0 Comments

人生というのは、思いもよらないチャンスが急に舞い込んでくるから、面白いですね。

突然、Parsonsからオファーが来て、この秋からJewelry Studioのクラスを教える事になりました。私はジュエリー制作を教える事は気が付けばもう自分のスクールを運営して13年ほどやっているのですが、まさか大学で教える事になるとは、思ってもみませんでした。

ジュエリー制作を教える事はもう長くやってきてたくさんやっているので随分慣れてきていますが、このクラスでは、Design Developmentの事から教えるので、今までとはちょっと勝手が違います。でも、自分がジュエリーを制作するうえで、Design Developmentはやってきているわけですから、私自身はやったことはあるわけです。しかしそれをクラスで教えるというのは、私にとっては新しいチャレンジです。

今までは自分のスタジオで、全部自分の使い慣れた工具と環境で教えてきたのですが、Parsonsのスタジオでとなると、どこにどの工具があるのかも慣れませんし、生徒もどんな子達なんだろうと、教える前はちょっと不安でした。
しかし2回クラスを教えてみると、だんだん慣れてきて、少し心に余裕も生まれてきました。生徒さんにどの程度言葉を砕いて言わないと伝わらないとかも見えてきました。

Parsonsで教えるにあたり、色々自分が学生だった時の事も色々振り返りました。
いい先生って、どんな先生だろう。いいクラスって、どんなクラスだろう。
私が今まで受けたクラスの先生で特に印象的だったのは、F.I.Tの時に受けた、Anthony Lent先生のJewelry Designのクラスです。

このクラスでは、Designのみならず、Designの発想の仕方を学ぶという授業でした。
おもちゃからインスピレーションを得て、ジュエリーをデザインするクラス、
インテリア、建築からインスピレーションを得て、デザインするクラスでした。
ジュエリーのアイデアは、いろんなところからインスピレーションを得れるのだという事、デザインは何度もくりかえし練る事で、いろんな角度や発想が生まれ、よりよいデザインが生まれるのだという事、自分のデザインやアイデアをどのように他の人に見せて伝えるかという事を学べたクラスでした。
先生は、みんなから愛される優しい先生というタイプではなく、どちらかというとちょっとクセのある先生で時には生徒のプレゼンに対し、とても厳しい指摘もする先生でした。一部の生徒からは怖がられていたかもしれません。でも、私には当時はまだ英語でも授業についていくのも必死でしたが、先生の伝えたい事がよくわかりました。クラスを受けながら、いろんな視点に気づく事ができて、とても感銘を受けたクラスでした。

その先生とは今でも連絡を取っていたので、Parsonsで教える事が決まった際に連絡を取ってアドバイスをもらいました。とても良い具体的なアドバイスをいくつかもらって、それが実際のクラスを教える心構えにもかなり役にたちました。

なかなか最初は本領発揮は難しいかもしれませんが、1セメスターが終わった後、生徒からクラスを受けてよかったと思ってもらえるように、頑張りたいです。この1セメスターで私も大きく成長できそうな気がしています。