Asheville
最近、夏休みでノースカロライナ州のAshevilleという街に行ってきました。
「アメリカの田舎なんて、きっとPizzaとハンバーガーと野球が好きな人たちが
住んでいて、ショッピングモールもありきたりのブランドしかなくて、
カルチャーもなくて退屈でつまらないのではないのかなぁ。」
なんて、漠然とアメリカの田舎に対して、関心を持たず今まできましたが、
今回のAshevilleでの滞在では、結構目からウロコでした。
街は洗練されていてオシャレで、ギャラリーも沢山あり、
レストランのレベルもとても高い!
人も穏やかだし、なんだかゆっくりした素敵な街でした。
アメリカでも、住みやすい街ランキングでも上位にランクする街らしく、
若いアーティストも最近では、移り住んできているそうです。
有名な観光地には、Biltmore estate(https://goo.gl/8y4oX5)というアメリカ最大の個人邸宅もあったりします。ここは、1900年代初めに建てられた鉄道業などで財を成した富豪の個人邸宅で、なんと部屋数は255部屋もあります。昔といっても、100年ほど前の富豪の家は、アンティーク調な仕様のジムやプールやボーリング場もあって、見ていて興味深いでした。
驚いたのは、あのシンセで有名なMoogの本社もこの街にあるらしく、
会社に併設されたMoogミュージアムというのまでありました。
田舎とは真逆なちょっとオシャレTech Nard(電気オタク)達が働いている様子を
Ashevilleで見れるなんて、なんだかちょっとカルチャーショック。
まるで知らないブルックリンの街にでも来たような気分でした。
何事も、最初から決めつけて食わず嫌いというのは良くないなぁと反省しました。
ニューヨークの街はエネルギッシュで、楽しい街ですが、たまに、そのエネルギーがまぶしくて、ただ、穏やかで静かな環境に身を置きたくなることがあります。
束の間の期間でしたが、充電できて、良かった❤