Tokyo Kawaii Culture

Ayaka Nishi | September 16 2012 | 0 Comments

 

大阪の後、東京に来ています。
今日は、8年ぶりの表参道のじゃんがらラーメン、ちょっと贅沢に全部のせ。

裏原宿。表参道、竹下通り・・・。
日本を離れて、8年。久しぶりの東京の町を歩くと、自分の視点は少しづつ
外国人目線になってきていて、沢山の驚きや発見があります。
初めて、18歳の時に東京に上京した頃の感覚にも似ている気がします。
言葉はわかるのに、新しいカルチャーを体験する不思議な感覚・・・・。

やっぱり、日本という国は、他の国と比べてもとても不思議で面白くて独特だなぁと思います。
不景気だといわれているけれど、日本の街には、まだまだかわいくて、細やかで、
生活に必要じゃない物で溢れています。
それって、やっぱり、豊かさと余裕の象徴なんじゃないかと思います。

それにしても、なんで、東京の街はこんなに、かわいいものばかり溢れているのかな。
このかわいい文化の果てには一体なにがあるのでしょう・・・?

 

日本は他の国と比べると軍隊も兵役もなく、生と死を感じる機会が少なくて、
単民族国家で島国で守られている環境です。

そんな環境が、日本人の強さやたくましさ培う機会をなくしているのかも。
守られている平和な環境が平和ボケを生んで、カワイイ文化が熟成したとか・・・?
いずれにせよ、平和の裏返しがこのカワイイ文化ってことなのかな。

意味不明のふわふわして、なんだか可愛いモノや、巨大なリボンなど
これでもかというカワイイ文化に溢れるこの町を見ていると、
結構癒される自分もいるけれども、やはり、
私は体格的にも背が高くて、かわいい系というより、骨太たくましい系なので、(笑)
Kawaiiが溢れてる東京では私はあまり向いてなかったなぁと思うし、
生きにくさを感じるような気がします。(笑)

東京に居場所のなさを感じて、なんとなく、少し寂しく感じる外国人みたいな気持ち
になるのです。このKawaiiカルチャーは私のスタイルとは間逆のところに
ある気がするのよね・・・。



映画、Lost In Translationの主人公みたいな気分になります。

New Yorkに渡らず、東京にずっといたら、私の今のジュエリーのスタイルは
絶対に生まれていなかったのかもなぁとも思う。
いろんな、馴染みにくさから、私は自分の居場所をNew Yorkに見つけたんだと
改めて思った一日でした。

Kawaii系は私のスタイルにななりえないのだけれど、
おもちゃ箱をひっくり返したような不思議な東京の街は魅力的でやっぱり好きです。
後数日の滞在で、いろんな新しい発見や驚きをもっと楽しみたいなぁ。