Shanghai

Ayaka Nishi | June 04 2012 | 0 Comments

 「上海は、本当に大きくて、勢いがある街だから、一度上海は見ておいたほうがいいよ。」
と前々から言われていたので、今回、日本での個展の後、上海に5日間行ってきました。

これからどんどん伸びていく、未来のリーダー、中国は、どんな国なんだろう・・・と興味が
あったのです。
その上海は、一言でまとめるには、難しい、色んな顔をした街でした。

今回はジュエリーの展示会をはじめ、ギャラリー街のM50や、ファッショントレンドの発信地、
新天地、アンティーク街、中国の昔の城下町である豫園、原宿のように小さな店が立ち並ぶ田子坊、
旧フランス街などを周りました。

本当に上海と一言で言っても、エリアによってぜんぜん雰囲気がかわります。
上海の夜景は、面白い形の建物が立ち並び、沢山のイルミネーションとチカチカする広告が、
まるで遊園地の様であり、未来都市を感じさせます。一方で、旧フランス街は、
昔のフランス人居住区なので、ヨーロピアン的な建物が立ち並び、おしゃれで落ち着いた雰囲気。
そして、中国の城下町である豫園に行くと、イメージしていた中国らしい派手な朱色がきいた、
建物が並んでおり、まるで、中国映画の世界にいるみたい。

食べ物は、美味しいし、中国とフランスのテイストがミックスしたスタイル、シノワズリは、
とても、色が美しく、中国4000年の歴史は、だてに4000年存在してないと感じる、
円熟した文化を感じる事ができる旅となりました。


ジュエリーの展示会は、ちょうど、中国万博の跡地の隣で開催されており、
中国万博に立てられた建築物も近くで見ることができました。
今回、建築をしている弟も一緒に行ったのですが、上海は建築家にとって、
面白い建物が沢山建て並ぶ、興味深い街の様です。



後ろに見える、面白い建物の数々。
上海の空は空気汚染でいつも曇っています・・・。5日間の滞在後、のどがおかしくなりました。(涙)



ひとつの目的だった、上海ジュエリー展示会。
色んな石がNYの価格の5分の一くらいで売られていたり・・・。結局なにも買わなかったけど。



どの国いいいっても、骨董市は必ず見たい!中国の骨董市は、
指圧のつぼが書かれている人体模型や、毛沢東の昔の看板や
フランスの骨董など面白いものがいっぱい!



古い工場跡地にギャラリーが点在する、M-50は、上海のアート情報発信地。
まるで、美術学校のような雰囲気。



元、ジュエリースタジオのインターンだったNaomiさんと、タイミングよく上海で会うことができました。
彼女は自分のファッションブランドを立ち上げるべく、サンプルチェックのために上海にきているとの事。
(コレクション制作、がんばってね!!)


一緒に連れて行ってもらったレストランが、とても素敵なところで、トイレがガラス張りで迷路になっている
面白い空間でした。人 間 穹 六というレストランみたいです。
お料理の盛り付けも、器もとても洗練されているお店でした。上海に行ったら、また行ってみたい!

人 間 穹 六
住所:徐匯区岳陽路150号
TEL:(021)6466-0505
http://r.gnavi.co.jp/shanghai/jp/cs06384/



美しいシノワズリ。今まで、そこまでシノワズリに魅力を感じていなかったのですが、
今回、気づいたのは、センスがいいシノワズリと安いお土産品のシノワズリと色々あるんだなという事。
本当にセンスのいい柄のシノワズリは、見ていてはっとするくらい、美しい!
色の組み合わせもビビットでシノワズリ、好きになりました。



スープが2種類に分かれている火鍋。辛い味がやみつきになります。



豫園(よえん)はいかにも中国らしい、日本でいうと、浅草みたいな感じの町。
まるで、中国映画に迷い込んだかの様で、自分が中国にいることを実感した瞬間でした。



上海の夜景。まるで遊園地のような感じでチカチカする街。
映画、「ブレードランナー」に出てくる未来都市を彷彿とさせます。

わずか5日間でしたが、あっという間で、楽しい旅でした。
いつか、個展をこの街でできたらいいな~。