The Style Line
様々なクリエイターを紹介するサイト、
The Style Line(http://thestyleline.com/)でスタジオの様子とインタビューが掲載されました。
Worldly Wear with Ayaka Nishi
PLEASE INTRODUCE YOURSELF!
自己紹介をお願いします。
Hi, my name is Ayaka Nishi. I am a Jewelry Designer in New York.
I have a studio in East Village, Manhattan.
I was born and raised in Japan and have been in New York for almost 8 years now.
こんにちは。Ayaka Nishiです。私はニューヨークでジュエリーデザイナーをしています。
マンハッタンのイーストビレッジにアトリエを構えて活動しています。
私は日本で生まれ育ち、ニューヨークに移り住んでもう8年が経ちました。
I enjoy seeing vintage and antique pieces.
Also, I like to look at natural materials like fossil and rock.
In fact, I just went to a mineral show last weekend.
It was really fantastic to see many unique natural items like desert glasses, meteorites, and ammonite fossils.
I get inspiration for my jewelry designs from vintage and natural materials.
I appreciate the beauty of nature and natural materials.
私はビンテージやアンティークのものを見たりすることが好きです。
あと、化石や鉱物など自然の素材などを見るのも好きです。
実はちょうど先週末にミネラルショー(鉱物のマーケット)に行ってきたところです。
沢山のユニークな自然の素材(デザートグラス、隕石、アンモナイトの化石など)を見ることができ、
とてもワクワクしました。
MUCH OF THIS ENDEAVOR IS INSPIRED BY YOUR LOVE FOR THE NATURAL WORLD/BEAUTY, AND SINCE LAUNCHING YOUR NAMESAKE BRAND HOW WOULD YOU SAY YOUR DEFINITION OF BEAUTY HAS EVOLVED?
あなたは、多くのインスピレーションを自然の世界から見出していますが、あなたがブランドを立ち上げてから、何か、変化はありましたか?
When I started my brand I was more focused on the actual shape of natural objects,
but my interest has shifted focusing more on their texture.
One of my collections, the Melange collection, combines many different textures such as crocodile skin, stingray skin, cell, honeycomb pattern.
When I see an interesting texture, on anything from fruits to crabs,
I’m obsessed over its texture and started to think how I can incorporate this texture into my jewelry design.
ブランドを立ち上げた時には、私は自然の実際の形そのものに興味を持っていました。
しかし、最近は自然の中のテキスチャーについて特に興味があります。
私のコレクションの一つににメランジェコレクションというのがありますが、これは、クロコダイルの皮や、エイの皮、細胞や蜂の巣をイメージした多くのテキスチャーを組み合わせて作っています。
私はフルーツや、カニなど興味深いテキスチャーを見ると、つい魅入ってしまいます。そして、
そのテキスチャーをどのように自分のデザインに取り入れようかと考え始めます。
WHAT IS ONE QUESTION YOU WISH PEOPLE ASKED YOU MORE OFTEN?
あなたがもっと他の人に聞いて欲しい質問はありますか?
I wish people ask me for the story and my inspiration behind the pieces.
This is what makes my jewelry unique. Hopefully this will bring others to appreciate the beauty of nature.
私はもっと、私の作品の裏にあるストーリーやインスピレーションについて聞いてもらえたらと思います。
その作品の裏に隠されたストーリーやインスピレーションを理解してもう事で、もっと自然の美しさに気づいたり、
作品に共感してもらえたらいいなと思います。
WOULD YOU SAY THAT JAPAN FOSTERS IT’S CREATIVE COMMUNITY AND HOW HAS YOUR APPROACH TO DESIGN CHANGED SINCE MOVING TO THE U.S?
日本からニューヨークに移り住むことであなたのデザインのアプローチは変わりましたか?
I feel that in Japan many people are greatly influenced by media, everyone is sharing the same information. This is reflected in the creative community. Since I moved to New York I have not watched TV. Now I feel freer to express myself, without being influenced by the media. Naturally, I can focus on my interest without any distractions. I believe if I was in Japan, my brand would not be like it is today.
日本では、多くの人が同じ情報やメディアを共有している為、人々がよりメディアに影響を受けるように思います。
これは、クリエイティヴ事にも影響があると思います。
私はニューヨークに来てから殆どテレビを見ない生活をしているので、メディアの影響を受けることなく、
より自由になったように感じます。何にも邪魔されることなく、自然に自分の興味がある事により集中しやくなりました。
もし日本にいたら、私のブランドは今の様にはなっていなかったのではないかと思います。
WHAT DOES BEING YOUNG AND ABLE, MEAN TO YOU?
あなたにとって若手デザイナーとして活動するという事はどういう事ですか?
It is difficult to establish yourself as a young and independent artist.
Competing with mass produced product is challenging both pricewise and by delivery speed.
My role is not limited to just designing and making jewelry,
but also includes branding, graphic design, and research. I am never bored.
However, I believe there is quality and value that only products which are handcrafted in local studio can provide.
I am passionate about what I do, which shows in my work.
When I see someone appreciate and enjoy my jewelry it makes all the work worthwhile.
個人の独立した若手デザイナーとして活動していく事は、チャレンジの連続です。
大量生産のブランドと価格やスピードの面で競争する事は難しい事です。
私の仕事は、ジュエリーのデザインや制作に限らず、
ブランディングやグラフィックデザイン、リサーチやマーケティングなどもやっています。
毎日同じ仕事をずっとする事はないので、退屈はしないとも言えますけれども、とても忙しいです。
しかし、私は、ローカルで一つ一つハンドメイドで作っているからこそ生まれる
クオリティや価値があるという風に思います。
私は今自分がブランドを通して表現している事にやりがいを感じていますし、
お客さんが、私の作品をつけて喜んでくれるのを見ると、とても嬉しく思います。