Satsuma Kiriko

Ayaka Nishi | June 15 2012 | 0 Comments

今回鹿児島の個展では、沢山の方にお会いできる機会にも恵まれました。
鹿児島は、実は、アーティスト同士の交流が盛んだと思います。

私が今回個展をさせていただいた、鹿児島のWhite Galleryは、新しい
企画展の度にOpening パーティがあるので建築家、陶芸家、画家、イラストレーター、
音楽家など、クリエイティブな方々とお会いできる面白い場です。

今回は、個展を通じて、鹿児島の薩摩切子のガラス工芸作家さんである、
長谷川 頌峰さんにもお会いしました。

私は、前々から、ガラスなど透き通った透明感のあるものが好きです。
私の大学の卒論の研究テーマは、元はジュエリー作家で、ガラス工芸作家へと転身した
フランスのルネ・ラリックでした。
そんな事もあり、頌峰さんのやっている鹿児島の伝統工芸である薩摩切子の世界は
とても興味津々だったのですが、
「ガラスって、ジュエリーみたいだから、
ジュエリーと組み合わせると面白いかもしれませんね。」という話から、
なんと頌峰さんが、ジュエリーを作るためのガラスのパーツを作ってくれました!

蜂の巣のジュエリーを作るので、
六角形のオレンジのがいいかも・・・といって出来上がってきたのがこれです。




さすが、職人技!ちゃんときれいな六角形。
そして、一部さりげなくガラスのカットされている部分が、切子らしさも出てますね。

さて、これをどうアレンジするかは、私の腕の見せところ。
薩摩切子とジュエリーのコラボレーションです。

色々考えるのも楽しい。
また、作品ができたら、ご紹介します。


薩摩切子 ガラス工芸作家長谷川 頌峰さんのサイト
ガラス工房 舞硝    
http://bushou-kiriko.com/