Alexis Bittar Talk Show

Ayaka Nishi | March 29 2014 | 0 Comments

最近はスタジオに篭ってばかりいてはいけないなと思い、
なるべく色んな刺激を求めて外に出て行こうと思っています。
先日、ジュエリーデザイナーのAlexis Bittarが
92YでTalk Showをするというので興味があったので行ってきました。

Talk Showでは、彼の生い立ちから、
どの様な流れでジュエリーデザイナーになったのか、
そして、どのようにビジネスを発展させていったのか、
彼の現在のコレクションの説明などを聞くことができました。

今のブランドの形にするのには、紆余曲折をして、
色々大きな建て直しもやってきたといってました。
そして、何か大きな劇的なブレイクのきっかけがあったわけではなく、
少しづつ、小さな出来事を積み重ねて今があると言っていました。

26年の多くの努力の積み重ねが今の彼の成功を支えているんでしょう。
デザイナーとビジネスマンのどちらのセンスを兼ね備えた
とてもバランスの良い稀な人なのかもしれないなと思いました。

しかし、今回特に印象的だったのが、彼の昔のエピソードでした。
彼は、元々路上でお花を売っていたところからキャリアをスタートして
その後、East Villageの6th Streetと2nd Aveのアパートをシェアしながら、
ビンテージのパーツなどを組み合わせて自分でジュエリーを作って
セントマークスで売ってたと話していました。

実は、私自身も母がお花の先生をしているのでいつもお花が身近にある環境で育った事もあり
私にとってお花というのは自分にとっての重要なキーワードなのです。
そして、なんと、現在私のスタジオはEast Villageの6th streetと2nd Aveにあるのです・・・・!

もしかして、私がいまいるスタジオのビルにAlexisは昔住んでて
ジュエリーを作っていいたのだろうか・・・。
と思うと、あまりにも偶然過ぎて、驚きを通り過ぎて鳥肌を感じてしまいました。(笑)。
こんな事ってあるんだなぁ・・・。

でも、実は、私がいつも使っている近所のランドリーはかつて、
売れる前のLady Gagaが使っていたランドリーだという事もあったりして、
East Villageは昔から若いアーティストが多く集まる町でもあるので、
そんなに不思議でもないのかも知れませんが・・・。

そんな多くのデザイナーやアーティスト達を見守って来た街、East Village。
帰り道に歩くセントマークスの通りがいつもとちょっと違って見えました。

今回のトークショーは話を聞きながら、ジュエリーデザイナーとしての大きな夢を見れた気がして、
私も頑張らなくちゃ!と元気がもらえました。